ハイキューから血界戦線…そしてまたハイキューへ。東宝のアニメ関連決算を振り返る

ハイキューから血界戦線…そしてまたハイキューへ。東宝のアニメ関連決算を振り返る

アニメ制作会社って上場しているところがほとんど無いため、いまいちどんな財政状況なのか見えません。それでもいくつかはアニメに関わる上場会社があり、その一つが今回のタイトルにある東宝でした。

東宝のメインは映画の製作・配給・興行…などが一般的でしょうか。しかし、オタク的にはTOHO animeとして、アニメ製作会社としてもよくお世話になっております。最近だと「血界戦線」が個人的に大ヒット中。

今期は「ハイキュー2期」。そして今後は3期目が決まった「弱虫ペダル」などなど、人気タイトルてんこ盛りです。

そんな東宝の第2四半期…7月~9月分の決算が先日公開されましたので、ここ1年分の数字と比べてみるのが今回のネタであります。誰得なんでしょう。でも数字から見えるものだってきっと…

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東宝のアニメ関連決算を1年分振り返る回

ハイキューから血界戦線…そしてまたハイキューへ。東宝のアニメ関連決算を振り返る

ここ1年間の東宝映像事業の中から、アニメに関わる事業収入のみを切り取ってグラフ化した結果がコチラです。グラフの縦は収入を表しており、単位は百万。2000なら2000百万=20億。12000なら12000百万=120億です。スゴイ数字。

グラフの横は事業別…をさらに期間別に分けました。グラフの色が薄いほど昔。濃いほど最近。今月発表された最新分のみ、全く別の色…青で表しました。

青は1個前のオレンジよりグラフが伸びているので、どの事業でも前期に比べて収入がグンッと伸びたらしいことが分かります。しかし、さらにそれ以前はもっとスゴイ…。

パッケージ事業

ハイキューから血界戦線…そしてまたハイキューへ。東宝のアニメ関連決算を振り返る

ここからは事業別にグラフを分けていきます。まずはパッケージ事業。特に目を見張るのはオレンジグラフの長さです。2014年末~2015年始めの2本がやたら長い…。

パッケージとは主にDVD/BDの事でして、どうも2014年後半~2015年始めにかけて、何かのDVD/BDが爆売れした模様。「そいつぁ一体誰なんだ!」と思い、当時の決算報告を調べたところ

「ハイキュー!!」「テルマエ・ロマエⅡ」「永遠の0」等を提供いたしました。
「ハイキュー!!」「エイトレンジャー2」「テルマエ・ロマエⅡ」等を提供いたしました。

東宝曰く、この辺りが特に売れたとのこと。「テルマエ・ロマエII」は確かにDVD発売時、オリコンランキング1位を取得。「永遠の0」に至ってはこちら

『永遠の0』のDVDとBlu-ray Discが、それぞれ年間7.8万枚、8.5万枚を売り上げ、『年間映像ランキング2014』の邦画DVD/Blu-ray Disc部門の作品別売上枚数ランキング1位を獲得した。

【オリコン年間】V6岡田主演『永遠の0』が映画DVD1位 邦画作品5年ぶり | ORICON STYLE

年間1位になるほどの爆売れです。これか、これが原因なのか。しかし「ハイキュー」もかなりの売上を誇っており、アニメ1期DVD/BD全9巻のほぼ全てが、結構な売上だった…らしい。

”らしい”。あやふやですみません。ここでちょっと脱線して、あやふやにした理由を少々…

DVD/BDの売上げ枚数はどこから出てくるのか

”○○ DVD 売上枚数”

こんな感じでググると、だいたいトップに「売上まとめ」みたいなサイトがヒットします。「ハイキュー」も当然ありました。その中にはアニメ1期DVD/BD全9巻の売上枚数が確かに書いてある。

しかし、ソース元…その売上枚数を調べた情報源については触れられていません。いったいどこから情報を仕入れているのでしょう。それを調べていたらこんなブログ記事に出会いまして…

アニメの売上情報を見るときに押さえておかなければならないこと – ぐ~たらオタクの似非考察日記

詳細は全文をお読みいただくと分かります。「情報源はなんなのさ!」だけを汲み取ると、要は有料コンテンツ・有料本から抜き出してまとめているのだとか…。

これも100%信用できるのかというと、正直わかりません。本当かもしれないし、この人も知らない真実が他にあるかもしれない…にしても漂うブラック感。

どうもDVD/BDの売上枚数は堂々と掲載できるホワイトな数字ではない気がする。そのため今回は数値を書かずに、”結構な売れ行き”表現に収めたのでした。

ちなみにこのプリケツブログも、私個人が調べて思ったことを綴っています。基本的には公式情報からネタを引っ張ってきているため、そうそう嘘は無い…はずなんですが「100%間違ってなどいない!」とまで断言はできません。どこかしらにミスがあるかもしれない。嘘ネタに釣られる可能性だってゼロではない。

なのでブログを見ていただけるのは大変嬉しいことなのですが、どうかそれだけで終わらずに。記事内に貼っているソース元・情報元も一緒にご確認いただければなと。ご自信の目で公式を見て、情報の成否を最終的に判断していただければ幸いです。

以上脱線終わり。

ハイキューから血界戦線…そしてまたハイキューへ。東宝のアニメ関連決算を振り返る

だいぶ脱線が長引いて今さら元の話に戻れるか不安ですが、無理やり戻りましょう。とにかく前々回のやたら長いグラフの原因は「ハイキュー」「永遠のゼロ」でした。

そこからガクーンとグラフが短くなった2015年4~6月。ここに含まれていたのは「寄生獣」「TOKYO FANTASY SEKAINO OWARI」「神さまの言うとおり」などのDVD/BD。

そして今回発表された青グラフ。ガクーンからグンッとグラフを伸ばした理由は、東宝曰く「血界戦線」「TOKYO FANTASY SEKAINO OWARI」「劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス」です。

詳細な売上枚数に関しては前途の通り伏せるものの、収入が約2倍に伸びているのでグラフだけ見ても結構売れたんだなと分かります。そうは言っても、摩天楼のようにそびえ立つオレンジグラフが左にいるため、どうしてもインパクトが薄まりますね(‘A`)

ま、まぁ「血界戦線」は10月以降もまだDVD/BDの発売予定があるので、来期のパッケージ収入もトントン、もしくは伸びるのでしょうか。あ、でも「劇場版 PSYCHO-PASS」分は減るので下がるのかな…。

そうこうしてる間に「ハイキュー2期」のDVD/BDが発売し始め、またグラフがグンッと伸びたり…するかどうかは今後の決算発表をお楽しみに…。

出版・商品事業

ハイキューから血界戦線…そしてまたハイキューへ。東宝のアニメ関連決算を振り返る

次に注目するのは出版・商品事業です…の前に、そもそも出版・商品ってナンダロウ。その答えも決算の中に含まれていました。

出版・商品事業は劇場用パンフレット、キャラクターグッズにおいて「バケモノの子」「名探偵コナン 業火の向日葵」をはじめとする当社配給作品及び洋画作品が順調に稼働いたしました。

映画グッズが主なようです。今回発表された第2四半期、青グラフが前期より伸びた理由は↑の通り「バケモノの子」と「コナン」によるもの。

8月末から公開が始まった劇場版「弱虫ペダル」の影響に関しては、特に触れられていません。公開されてまだ日が浅いから影響が薄いのでしょうか。次の決算あたりにヒョッコリ顔を出してくる可能性はある…?

とにかく収入が増えた今回の青グラフ。しかし、2014年のグラフを見るとまたまた2015年より高いのです。ここには何が潜んでいるのか。

ハイキューから血界戦線…そしてまたハイキューへ。東宝のアニメ関連決算を振り返る

正体は妖怪。

2014年12月に公開された劇場版「妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」でした。これは確かにグッズが売れまくっていそう。最近はあんまり話題を聞かなくなったものの、今でもお子様には大人気なままなのでしょうか。

ちなみに今年12月には劇場版第2作「妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!」の公開が控えています。もしまた東宝の出版・グッズ事業が収入を大きく伸ばしたら、それは妖怪のせい…?

『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』公式サイト

アニメ製作事業

ハイキューから血界戦線…そしてまたハイキューへ。東宝のアニメ関連決算を振り返る

ラストはアニメ製作事業です。アニメ製作事業も今回発表された青グラフは、前回よりもグンッと伸びています。なんと2倍以上。これに関わっている作品が、また「血界戦線」。そして「ケイオスドラゴン」、映画「コナン」、劇場版「ハイキュー」などなどでした。

パッケージにアニメ製作、両方で「血界戦線」の名前が決算に挙がっている。これは収入にかなり貢献しているってことではないか。それすなわち、今後アニメ2期、劇場版が期待でき…たりしないカナー。

そしてまたまた前々回のグラフを見ますと、今回の青グラフより高いです。またか。また2015年1~3月に何かあったのか。その正体を探るべく、2015年1~3月に公開された決算報告を見返したところ…

アニメ製作事業では、TVアニメ「ハイキュー!!」、映画「名探偵コナン 異次元の狙撃手」等に製作出資いたしました。

ここにもまた「ハイキュー」、そして「コナン」の名前が。ちなみにそれ以前の2014年に公開されたいくつかの決算報告を読んでも、アニメ製作事業に関して全く同じ文章が書かれていました。毎期ずーーーーーっと「ハイキュー」「コナン」の文章。

それだけ東宝アニメ製作事業において「ハイキュー」「コナン」は重要な作品なのか…。今期から「ハイキュー2期」が放送スタートしましたし、いずれまたアニメ製作事業の報告が「ハイキュー」によって独占される日も近い…?

今後の展開

決算報告には今後の展開…将来予測情報の説明も書かれており、ここには現在から未来にいたる上映予定作品。提供作品などが並びます。「図書館戦争」「妖怪ウォッチ」「007」「スター・ウォーズ」…。そんな中、アニメ製作事業が挙げるタイトルとは。

アニメ製作事業では、TVアニメ「ハイキュー!! セカンドシーズン」を共同製作する等、コンテンツの確保と利用に注力いたします。

やはり今後「ハイキュー」で攻めてくる模様です。残念ながら自分の期待する「血界戦線」の文字はナシ。当分2期や映画化の話は出てこないのでしょうか。いや、そもそも次は無いのか。も、もーちょっと様子見で…。

ところでここ最近の決算では名前を見かけない「弱虫ペダル」ですが、もっと以前の…アニメ放送していた頃には名前が出ています。ので、今後アニメ3期が始まった暁には決算の常連になる…かもしれない。

以上、「血界戦線」に期待しまくる人による、結局何がしたかったのかよくわからない東宝アニメ決算まとめ…これまとめって言える代物なのか…?でした。

引き続き今期は「ハイキュー2期」にお世話になり、12月は「スター・ウォーズ」を観に行く予定です。主にハリソン・フォードを観に行きます。もうすっかりおじいちゃんだけど、でもカッコいいよハリソン_(:3 」∠ )_!!!

東宝WEB SITE

決算のPDFが掲載されているのはコチラ。
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