キセキの世代が確かにそこにいた、再現力がハンパなかった舞台「黒子のバスケ」ライビュ

観て来ました、舞台「黒子のバスケ」ライビュ。席は前から2列目の一番端っこ。映画館の席の中で最も見づらい部類に入るこの場所で、約3時間もの舞台を観て来ました。

正直ちょっと肩こった。肩というか首がこった。前列はただでさえスクリーンを見上げねばならないのに加え、一番端っこですから頭を中央のスクリーンへ向けねばなりません。

頭を上げて曲げる。3時間もこの体勢で居続けると、見終えた後は首がバッキバキです。首の負担をやわらげるクッションでも持っていくべきだった。

そんな席でしたが、舞台の内容は大満足も大満足。首にとっては大変な3時間でも、舞台を見て、聞いて、感じるにはあっという間すぎる3時間でした。

決して広くない舞台上で、マンガの、アニメの「黒子のバスケ」がしっかり再現されている。2次元と3次元。次元が異なるというのに、キャラクター達がそのまんま舞台の上で生き生きと動いている。

黒子っちの影の薄さと強さ。火神くんのアツさ。黄瀬くんのチャラ軽いけど変わっていく感じ。緑間くんのクールさ。青峰くんが背負っている闇。キセキの世代だけでなく各校のチームメイトもみんなみんな原作通りで、2次元からそのままキャラが飛び出してきた感覚です。違和感ほぼナシ。

個人的には特に火神、黄瀬、高尾の3名がドツボで、彼らが舞台上に現れるたびに「ぴぎゃああああああ」でした。黄瀬くんの取り巻き並に「ぴぎゃあああああ」(黄瀬くんの取り巻き「ぴぎゃあああ」については後述)

唯一違うのは声くらいでしょうか。と言っても賢章さんに限ってはソレすら違わない、完全な黒子っちだったわけですが。次元が違うはずなのに違わない。あの不思議な感覚は一生忘れられないでしょう。

まぁ黒子っちは例外すぎるのでちょっと置いといて、さすがに他のキャラはアニメそのままの声とはいきません。演じてる方が異なるので。それでも舞台を観て、聞いてる内に違和感なんてどこかへ行ってしまった。

そんなの気にならないくらい見た目が、行動が、しゃべり方が。何から何まで2次元の彼らそのまんまが舞台上に再現されているのです。目が離せない。吸引力ハンパナイ。キャラを演じる俳優さんスゴイ。キャラの見た目を再現するメイクさん、衣装さんスゴイ。

キャラ達を引き立てる舞台演出もスゴイ。日常シーン、試合のシーン、解説シーン、回想シーン…たくさんの異なるシーンを、たった一つしかない、基本的にセットが変わらない舞台上で描き分けている。照明によって、音響によって同じ背景が全く異なる場所に見える。

そしてアニメ1期分を3時間にうまくまとめたストーリー。出会いから試合…だけでなく、日常も過去も全てが詰め込まれた3時間。あと笑い。笑えるシーンの多いこと多いこと。でっかい笑いから小ネタまで、隙あらば笑わせてくるあの感じ、大好きです。

たくさんあった笑いの中でも個人的なツボベスト3を挙げるとしたら…

①黄瀬くんの取り巻き「ぴぎゃあああああああ」
②緑間くんのタヌキの置物※ただし小道具ではない
③踊るお好み焼き

①の「ぴぎゃあああ」は黄瀬くんを見かけてテンション上がりまくったモブさん達の叫びです。モブさん達は黄瀬くんの一挙手一投足全てに反応して「ぴぎゃああああ」。彼がボールを転がせば取り合いながら、舞台袖に消えながら「ぴぎゃあああ」。あの演技力本当にスゴイ…。しかも演じてるのが男性ってところがよりツボ。

②は緑間くんのラッキーアイテムたぬきの置物。

蛙付開運狸(20号) (信楽焼・陶器・置物・たぬき・Y)

こういう置物が登場するだけかと思いきや、頭にタヌキを被せた役者さんがヌーンと現れてきて噴出します。

QUEENSHINY 馬のマスク 江南スタイル コスチューム用小物 大人用サイズ

イメージ図はこの馬がタヌキに置き換わった感じでしょうか。誰だよあの演出考えた人…天才だろ…。

③の踊るお好み焼きは何を言ってるんだって感じですが、本当に踊っていたのです。全身黒タイツの人がお好み焼きを片手にバレエを踊りながら緑間くんの頭にお好み焼きを着地させました。

原作だとふざけ合ってる最中にお好み焼きが吹っ飛んで、それが緑間くんの頭に着地したアノ場面。これを舞台版ならでは見せ方してくださって、クッソこうきたか…。

とにかく見てると不意に笑いを挟んでくる、油断ならない舞台でした。すごいよ舞台…。あんなに狭い場所で表現できない事なんて無いんじゃないかってくらい、何でも表現されてたよ、舞台…。無限大の可能性を見たよ、舞台…。舞台スゴイ。2次元そんまんまを再現してくれる2.5次元、改めてスゴイ。

一度だけじゃ足りない。もっと観たい。ヤバイDVDホシイ。きっと自宅で観たらまた違う何かを味わえそうな気がする。そして生で観たらもっともっと違う何かが味わえそうな気がする。いろんな見方をしたい。なるほど、こうして沈んでいくわけか、2.5次元沼に…。いいぜ…喜んで沈んでやんよ…

というわけで春の2.5次元観賞第1弾、舞台「黒子のバスケ」は大満足の内に幕を閉じたのでした。お次は5月頭の演劇「ハイキュー」ライビュ。及川さんにも「ぴぎゃああああ」部隊がついて回るのかな…。むしろ自分が及川さんに向かって「ぴぎゃあああ」する番か。それはDVD買って自宅でやれって話ですね。

ライビュ会場では空気を読んで静かにしつつ、もし周りが「ぴぎゃあああ」しだしたその時は、自分も一緒に「ぴぎゃああ」したいと思います_(:3」∠)_

舞台「黒子のバスケ」THE ENCOUNTER オフィシャルサイト

スポンサーリンク